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解体後の現場で、大工さんと確認したこと

昨日、解体が進んだ現場で、大工さんと一緒に劣化部分の確認を行ってきました。
外壁まわり、柱の足元、水回りがあったところなどなど。
いずれも、解体してはじめて見えてくる部分です。

解体して見えてきた、家の現状

どれも、珍しい劣化ではありません。
古い木造住宅であれば、条件が重なれば起きうる状態です。
大切なのは、「劣化している」という事実そのものではなく、
なぜ、ここに影響が出たのか という点です。

劣化は「良い・悪い」で判断しない

劣化を見つけること自体が目的ではなく、
どう向き合うかが、住まいづくりの質を決めていくと考えています。

現場で大工さんと話すとき、
劣化を「良い・悪い」で判断することは、ほとんどありません。

大切なのは、
どこから影響が出ているのか。
どの範囲まで手を入れるべきか。
そして、これから先、同じことが起きないようにどう整えるか。

劣化を見つけること自体が目的ではなく、
どう向き合うかが、住まいづくりの質を決めていくと考えています。

「壊してみないと分からない」の、その先

リノベーションの現場では、
「壊してみないと分からないですね」と言われることがあります。

それは半分正解で、
半分は少し違う気もしています。

正確には、
壊してから考えるのではなく、
壊したあとに、きちんと読み取る

そのためには、
設計する人、工事する人が同じ場所に立ち、
同じものを見て、同じ方向を向いていることが欠かせません。

今回の確認で大切にしたこと

今回の現場確認も、
「想定外のトラブルを見つけた」という話ではありません。

この家の状態を、
きちんと理解するための時間でした。

古い家だからこそ、
手を入れる価値がある部分もある。
今まで支えてきた構造を活かしながら、
今の耐震基準に適合した安全性を確保し、
無理のない形で次につなげていく。

その判断は、
現場に立ってみないとできないことばかりです。

まとめ

完成したときには見えなくなる部分ですが、
こうした確認の積み重ねが、
住み始めてからの安心感につながっていきます。

リノベーションは、
見た目を新しくすることではなく、
これからの暮らしを、無理なく続けられる状態に整えること。

現場で劣化を確認する時間は、
そのための、とても大切なプロセスだと感じています。

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この記事を書いた人

金内 浩之

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相続診断士(一般社団法人 相続診断協会認定)
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