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実家リフォーム、はじめの一歩は「お金の不安解消」から

こんにちは、Lakke(ラッケ)の金内です。
私も家づくりの仕事をしていて、お客様からよくいただくご相談の一つが「実家をリフォームしたいけど、費用が心配…」というお声です。

特に実家の改修は、新築と違って「今ある建物をどう生かすか」という制約があります。
そこに耐震や断熱、設備更新などを加えていくと、思った以上に費用がかさむことも珍しくありません。

ですが、ここで多くの方が見落としているのが 補助金制度
住宅省エネ2025キャンペーン(国交省・環境省・経産省)が主なものです。
うまく活用すれば、数十万円〜場合によっては百万円単位で費用を抑えることができます。
Lakkeで建築された方のデータによると約35%程度の方が補助金を受けられています。
例えば、国がやっている「窓リノベ補助金」を活用した場合の平均補助金額は50~80万円ぐらいです。ぜひとも活用していただきたい内容になっています。

実家(戸建て住宅)をリフォームするとして、計画するうえでの注意点や、どうしたら補助金を受けられるのか、以下に解説していきます。
新築では補助が出ないけど、リフォームだからこそ出る補助金を活用してください。
そして、省エネで快適なリフォームを目指しましょう。

実家リフォームの資金計画と注意点

実家リフォームの一番のメリットは、土地購入が不要なこと。
新築では絶対にかかる土地代が不要なので、その分の予算を間取り変更や設備グレードアップに回せます。
Lakkeで建築されたお客様の約54%の方が実家をリフォームしています。

資金計画を考えた場合に、自己資金なのか、住宅ローンか、自分たちが出すのか。
親と分担して負担するのか、様々なケースがあるかと思います。

Lakkeの施工実績データで「実家リフォーム」案件に絞ってみると、

  • 資金援助あり:約45%
  • 資金援助なし:約18%
  • 該当せず(親と同居しない、または親がいないケースなど):約32%
  • 不明:約5%

つまり、実家リフォームをする方の 約半数近くが親からの資金援助を受けている という結果です。

『実家リノベで始める親との同居生活|
お金・住まい・リアルな声から学ぶ』全3回
https://www.lakke.co.jp/blog/family-home-renovation-series-1/

【二世帯リノベの予算】想定より高くなる前に知っておきたい5つのこと
https://www.lakke.co.jp/blog/dual-family-renovation-budget-tips/

実家リフォームで活用できる主な補助金

現在、国や自治体ではさまざまな補助制度があります。代表的なものをご紹介します。
断熱性能やエコな設備など、住み心地が良くなるだけでなく、補助金も受けられるうれしい制度です。

  • 子育てグリーン住宅支援事業2025
     高断熱窓や高効率給湯器など、省エネ改修で最大60万円の補助。
  • 先進的窓リノベ2025事業
     既存住宅の窓を断熱性能の高いものに交換することで、工事費用の最大1/2(上限200万円)が国から支給される制度
  • 自治体独自の制度
     例えば東京都のクールネット東京による既存住宅改修助成金は、省エネ性能向上を目的に窓や断熱材の改修などを行う際、その工事費用の一部を助成する制度

注意点は、工事契約前に申請が必要なケースもあることと、年度ごとに内容や予算が変わること。
つまり「着工直前に気づいたけど間に合わなかった」という失敗も少なくありません。
また、品質グレードも指定されているケースが多いので、採用にあたっては注意が必要です。

Lakkeでの補助金活用リフォーム事例

あるお客様は、ご両親と同居を前提に、築30年の実家をリフォームされました。
玄関は一緒ですが、中に入ったらそれぞれのスペースがキッチリと分けられた間取りにしました。また水回りも別々にしたことで、お互いの生活リズムを尊重できる間取りに。

このときは断熱窓交換(窓リノベ補助金)とキッチンやお風呂など(子育てエコホーム支援事業2024)が補助対象となり、合計で約130万円の補助金を受けられました。
結果として、当初は諦めていたキッチンのグレードアップまで叶い、「補助金のおかげで夢が広がった」と大変喜ばれました。

実家リフォーム+補助金活用の3ステップ

私がいつもお客様にお伝えしているのは、この3ステップです。

  1. 現状把握と補助金対象の確認
     耐震診断や劣化調査を行い、どの制度が使えるか事前に洗い出します。
    あくまで補助金が目的ではなく、どのような暮らし方に変えたいのかがメインです。
  2. 家族会議で計画を固める
     間取りや生活ルールを共有し、全員が納得できる形にすることが大事です。
  3. 資金計画と補助金申請を同時進行
     申請期限や必要書類を踏まえ、工事スケジュールと合わせて計画します。工事のタイミングと、補助金の事業年度で活用できる範囲、補助金額が変わります。
    また建物名義や住宅ローンの計画など気を配ることは多岐にわたりますので、注意が必要です。

小規模な工事では工期はそれほどかからずタイムリーに補助金を申請できますが、リノベーションなどの大規模なリフォーム工事では工事期間が5,6か月かかることも少なくありません。
どのタイミングで補助金を申請するのが良いのか契約のタイミング契約名義など、後で変更できないこともありますので、確認しながら進める必要があります。

Lakkeの家づくりの流れ
https://www.lakke.co.jp/service/

まとめ

実家リフォームは、単なる建物改修ではなく「家族のこれからの暮らし」をデザインする大きなプロジェクトです。その場合に、見落とされがちなのが 家族間の意見調整

私が20年以上の同居生活や設計経験の中で学んだのは、図面だけでは解決できない「人の気持ち」。これこそが、計画の成否を分ける要因のひとつでもあります。

Lakkeの施工実績データによると、「親世帯と一緒に住む」方の割合は 工事全体の約49% です。つまり、およそ半分のお客様が親世帯との同居を前提にリフォームされています。
LakkeOBのお客様も同様の経験をされておられる方がほとんどですので、これからの方も安心して進めてほしいです。

「にこにこ実家同居相談会」開催の記事
https://www.lakke.co.jp/blog/smiling-family-home-consultation/

補助金を受けるために断熱工事や省エネ工事をするのではなく、何のためにその工事をするのか。これをしっかり考えて進める必要があるかと思います。
それをふまえて補助金を活用すれば、費用面のハードルを下げながら、より理想に近い住まいの形を実現できます。

補助金は情報を知っているかどうかで結果が大きく変わります。
もし「うちの場合はどうなんだろう?」と思ったら、早めにご相談ください。

私たちLakkeでは、設計から補助金申請のサポートまでワンストップで対応しています。
あなたの実家リフォームが、家族みんなの笑顔につながるよう、全力でお手伝いします。

実家をリノベーションそれとも建て替え? – マスオ建築士の視点から
https://www.lakke.co.jp/blog/renovation-or-rebuild-family-home/

家を買うときに考えて欲しい”実家リフォーム”という選択肢
https://www.lakke.co.jp/blog/home-buying-jikka-renovation/

Lakkeと一緒に作った住まい事例はコチラから
https://www.lakke.co.jp/works/

Lakkeと一緒に、あなたの住まいの可能性を一緒に探しませんか。
ホームページよりあなたからのご相談をお待ちしています。

この記事を書いた人

金内 浩之

「マスオ建築士」同居歴は22年目に突入!
一級建築士
宅地建物取引士
木造住宅診断士
住宅ローンアドバイザー
ファイナンシャルプランナー
相続診断士(一般社団法人 相続診断協会認定)
伝統再築士

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