2025/08/12
実家リフォームで使える補助金まとめ|費用を抑えて快適な住まいに変える方法
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実家リフォーム、はじめの一歩は「お金の不安解消」から
こんにちは、Lakke(ラッケ)の金内です。
私も家づくりの仕事をしていて、お客様からよくいただくご相談の一つが「実家をリフォームしたいけど、費用が心配…」というお声です。
特に実家の改修は、新築と違って「今ある建物をどう生かすか」という制約があります。
そこに耐震や断熱、設備更新などを加えていくと、思った以上に費用がかさむことも珍しくありません。
ですが、ここで多くの方が見落としているのが 補助金制度。
住宅省エネ2025キャンペーン(国交省・環境省・経産省)が主なものです。
うまく活用すれば、数十万円〜場合によっては百万円単位で費用を抑えることができます。
Lakkeで建築された方のデータによると約35%程度の方が補助金を受けられています。
例えば、国がやっている「窓リノベ補助金」を活用した場合の平均補助金額は50~80万円ぐらいです。ぜひとも活用していただきたい内容になっています。
実家(戸建て住宅)をリフォームするとして、計画するうえでの注意点や、どうしたら補助金を受けられるのか、以下に解説していきます。
新築では補助が出ないけど、リフォームだからこそ出る補助金を活用してください。
そして、省エネで快適なリフォームを目指しましょう。
実家リフォームの資金計画と注意点
実家リフォームの一番のメリットは、土地購入が不要なこと。
新築では絶対にかかる土地代が不要なので、その分の予算を間取り変更や設備グレードアップに回せます。
Lakkeで建築されたお客様の約54%の方が実家をリフォームしています。
資金計画を考えた場合に、自己資金なのか、住宅ローンか、自分たちが出すのか。
親と分担して負担するのか、様々なケースがあるかと思います。
Lakkeの施工実績データで「実家リフォーム」案件に絞ってみると、
- 資金援助あり:約45%
- 資金援助なし:約18%
- 該当せず(親と同居しない、または親がいないケースなど):約32%
- 不明:約5%
つまり、実家リフォームをする方の 約半数近くが親からの資金援助を受けている という結果です。
『実家リノベで始める親との同居生活|
お金・住まい・リアルな声から学ぶ』全3回
https://www.lakke.co.jp/blog/family-home-renovation-series-1/

【二世帯リノベの予算】想定より高くなる前に知っておきたい5つのこと
https://www.lakke.co.jp/blog/dual-family-renovation-budget-tips/

実家リフォームで活用できる主な補助金
現在、国や自治体ではさまざまな補助制度があります。代表的なものをご紹介します。
断熱性能やエコな設備など、住み心地が良くなるだけでなく、補助金も受けられるうれしい制度です。
- 子育てグリーン住宅支援事業2025
高断熱窓や高効率給湯器など、省エネ改修で最大60万円の補助。 - 先進的窓リノベ2025事業
既存住宅の窓を断熱性能の高いものに交換することで、工事費用の最大1/2(上限200万円)が国から支給される制度 - 自治体独自の制度
例えば東京都のクールネット東京による既存住宅改修助成金は、省エネ性能向上を目的に窓や断熱材の改修などを行う際、その工事費用の一部を助成する制度
注意点は、工事契約前に申請が必要なケースもあることと、年度ごとに内容や予算が変わること。
つまり「着工直前に気づいたけど間に合わなかった」という失敗も少なくありません。
また、品質グレードも指定されているケースが多いので、採用にあたっては注意が必要です。
Lakkeでの補助金活用リフォーム事例
あるお客様は、ご両親と同居を前提に、築30年の実家をリフォームされました。
玄関は一緒ですが、中に入ったらそれぞれのスペースがキッチリと分けられた間取りにしました。また水回りも別々にしたことで、お互いの生活リズムを尊重できる間取りに。
このときは断熱窓交換(窓リノベ補助金)とキッチンやお風呂など(子育てエコホーム支援事業2024)が補助対象となり、合計で約130万円の補助金を受けられました。
結果として、当初は諦めていたキッチンのグレードアップまで叶い、「補助金のおかげで夢が広がった」と大変喜ばれました。

実家リフォーム+補助金活用の3ステップ
私がいつもお客様にお伝えしているのは、この3ステップです。
- 現状把握と補助金対象の確認
耐震診断や劣化調査を行い、どの制度が使えるか事前に洗い出します。
あくまで補助金が目的ではなく、どのような暮らし方に変えたいのかがメインです。 - 家族会議で計画を固める
間取りや生活ルールを共有し、全員が納得できる形にすることが大事です。 - 資金計画と補助金申請を同時進行
申請期限や必要書類を踏まえ、工事スケジュールと合わせて計画します。工事のタイミングと、補助金の事業年度で活用できる範囲、補助金額が変わります。
また建物名義や住宅ローンの計画など気を配ることは多岐にわたりますので、注意が必要です。
小規模な工事では工期はそれほどかからずタイムリーに補助金を申請できますが、リノベーションなどの大規模なリフォーム工事では工事期間が5,6か月かかることも少なくありません。
どのタイミングで補助金を申請するのが良いのか、契約のタイミング、契約名義など、後で変更できないこともありますので、確認しながら進める必要があります。
Lakkeの家づくりの流れ
https://www.lakke.co.jp/service/
まとめ
実家リフォームは、単なる建物改修ではなく「家族のこれからの暮らし」をデザインする大きなプロジェクトです。その場合に、見落とされがちなのが 家族間の意見調整。
私が20年以上の同居生活や設計経験の中で学んだのは、図面だけでは解決できない「人の気持ち」。これこそが、計画の成否を分ける要因のひとつでもあります。
Lakkeの施工実績データによると、「親世帯と一緒に住む」方の割合は 工事全体の約49% です。つまり、およそ半分のお客様が親世帯との同居を前提にリフォームされています。
LakkeOBのお客様も同様の経験をされておられる方がほとんどですので、これからの方も安心して進めてほしいです。
「にこにこ実家同居相談会」開催の記事
https://www.lakke.co.jp/blog/smiling-family-home-consultation/

補助金を受けるために断熱工事や省エネ工事をするのではなく、何のためにその工事をするのか。これをしっかり考えて進める必要があるかと思います。
それをふまえて補助金を活用すれば、費用面のハードルを下げながら、より理想に近い住まいの形を実現できます。
補助金は情報を知っているかどうかで結果が大きく変わります。
もし「うちの場合はどうなんだろう?」と思ったら、早めにご相談ください。
私たちLakkeでは、設計から補助金申請のサポートまでワンストップで対応しています。
あなたの実家リフォームが、家族みんなの笑顔につながるよう、全力でお手伝いします。
実家をリノベーションそれとも建て替え? – マスオ建築士の視点から
https://www.lakke.co.jp/blog/renovation-or-rebuild-family-home/

家を買うときに考えて欲しい”実家リフォーム”という選択肢
https://www.lakke.co.jp/blog/home-buying-jikka-renovation/

Lakkeと一緒に作った住まい事例はコチラから
https://www.lakke.co.jp/works/
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