2026/06/05
やりたいことを整理したら、和室がインナーバルコニーになった杉並の家
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同居の距離を、心地よく整えるために。
家族やパートナーとの関係が、
すっと軽くなる視点を届けます。
心地よい同居へのヒントを、そっと集めています。
暮らし方を整理することで、未来が見える
リノベーションの打ち合わせでよくあるのが、
「どんな間取りにしたらいいですか?」
というご相談です。
でも本当に大切なのは、
間取りそのものではありません。
その家で、
どんな暮らしをしたいのか。
今回の杉並区のリノベーションは、
まさにそんな考え方から生まれた住まいでした。
リビングを勾配天井に。特別な時間を過ごす場所へ
耐震補強や屋根裏の断熱工事をすると同時に、
リビングは勾配天井に変更。
梁を見せ、
間接照明やアクセントタイルを組み合わせることで、
日常の中に少しだけ特別感のある空間をつくりました。
家に帰るたびに気持ちが切り替わる。
そんなリビングです。


白い壁をスクリーンに。寝室で映画を楽しむ
テレビを置く代わりに、
寝室の壁をプロジェクター用のスクリーンとして活用。
真っ白な壁は、
何もない壁ではありません。
映画を観たり、
ライブ映像を楽しんだり。
暮らし方に合わせて役割を変える、
自由な壁になっています。
廊下をなくして、暮らしの場所を増やす
この住まいには、
一般的な住宅にある長い廊下がありません。
移動のためだけの空間を減らし、
その分、
リビングや収納、
家族が過ごす場所に面積を使いました。
トイレ前の洗面台も、
リビングからは直接見えないような一角に配置。
朝の支度や帰宅後の手洗いが自然にできる動線になっています。


人が集まるフルオーダーキッチン
キッチンまわりは既製品ではなく、
収納まで含めてフルオーダー。
ブラックを基調にしたデザインは、
空間全体のアクセントにもなっています。

そして何より特徴的なのが、
キッチンを中心に人が集まれること。


料理をする人だけの場所ではなく、
家族や友人が自然と集まり、
会話が生まれる場所として設計されています。
和室だったところが、インナーバルコニーへ
ご相談をいただいた当初は、チョット違う計画でした。
しかし、
「ハンモックでくつろぎたい」
「外を感じながら過ごしたい」
そんな理想を整理していく中で、
今回のような、
インナーバルコニーという選択になりました。



家づくりでは、
何をつくるかではなく、
何をしたいか。
そこから考えることで、
本当に必要な空間が見えてきます。
小屋裏収納へつながる造作家具階段
階段は単なる移動手段ではありません。
この住まいでは、
小屋裏収納へ続く階段そのものを造作家具として設計しました。


収納として使えるだけでなく、
一部はワークスペースとしても活用。
限られた面積の中で、
収納と居場所を両立しています。
間取りは「やりたいこと」から生まれる
リノベーションを考えるとき、
つい
「LDKは何帖必要か」
「収納はどれくらい必要か」
という話になりがちです。
でも本当に大切なのは、
その家で何を楽しみたいのか。
映画を見る。
ハンモックでくつろぐ。
料理を囲んで会話する。
趣味の時間を楽しむ。
そんな暮らし方を整理していくことで、
間取りは自然と決まっていきます。
今回の杉並区の住まいは、
まさに「やりたいこと」から生まれたリノベーションでした。
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