2025年06月12日(木)
「ただいまー」
「おかえり、今日は早かったね」
玄関で交わす、たったこれだけのやりとり。
でも、心の奥がふっとゆるむのを感じた――そんな瞬間がありました。
私たちLakkeが「同居専門店」として家づくりをしている中で、
二世帯住宅に暮らすご家族から、こんな言葉をいただきました。
「最初は“気を遣いそうだな”と思っていたけれど、
実際に住み始めたら、親が家にいるというだけで、
気持ちがこんなに落ち着くんだと驚きました。」
お子さんが先に帰宅しても、おばあちゃんがいてくれる。
仕事から帰ってきたら、キッチンから「おかえり〜」の声。
そんな“誰かが家にいる”という感覚が、
想像以上に暮らしの安心感につながっているのです。
あるご家族の例では、親世帯のリビングと子世帯のLDKは階を分けて分離されています。
でも、玄関は共有。
「朝出るときに“いってらっしゃい”って声をかけてくれるだけで、ちょっとほっとするんです」
と、奥様がお話してくれました。
完全に分かれていたら生まれなかったかもしれない、
その一声。その気配。その温度。
Lakkeでは、“距離感のデザイン”をとても大事にしています。
プライバシーを守りながらも、つながりの気配がふっと感じられる場所をつくること。
それが、同居を「楽しい」と感じてもらえる工夫だと思っています。
あるとき、お孫さんが学校から帰ってきて、真っ先に
「おばあちゃーん、今日、逆上がりできたよ!」
と話していたそうです。
お母さんが帰る前に、“うれしい報告の第一声”が祖母へ向かっていた。
これって、すごく素敵なことだと思いませんか?
親だけではなく、祖父母ともつながっている日常。
言葉がすぐ届く距離に、家族がいる。
それは子どもにとっても、きっと心の“根っこ”になります。
共働き家庭や、在宅ワークが増えている今だからこそ、
「家のどこかに誰かがいる」ことの意味は大きくなっています。
こうした見えない安心感が、日々の小さなストレスをやわらげてくれるのです。
Lakkeは、単に親と子が一緒に住める家をつくっているわけではありません。
私たちが目指すのは、「同居にしてよかった」と心から思える空間づくりです。
「ただいま」と言いたくなる家。
「おかえり」と返ってくる家。
この何気ないやりとりが、家族の関係をあたため、
暮らしを豊かにしていくことを、私たちは何度も見てきました。
二世帯住宅での「ただいま/おかえり」は、
単なるあいさつではありません。
家族という関係を、毎日そっと確認しあう、小さな奇跡です。
Lakkeは、そんな“きらりと光る瞬間”を、
設計・動線・距離感というかたちで丁寧に設計していきます。
あなたの家にも、そんな声が響く未来を――。
▶ 二世帯リノベの実例をもっと見る
https://www.lakke.co.jp/works/
次回(第2回)は「気軽に『先に寝るね』と言える夜」をテーマにお届けします
これから親と同居する方、すでに同居を始めているけれど悩んでいる方。
“暮らしのリアル”から考える間取り設計は、きっとあなたとご家族にとって心強い味方になります。
建築士として、同居経験者として、Lakkeでは同居専門の家づくり相談を行っています。
まずは気軽にお話ししてみませんか?
同居専門店「Lakkeの二世帯」の詳細についてもっと知りたい方は、こちらから資料請求や無料相談のお問い合わせが可能です。お気軽にご連絡ください。
「マスオ建築士」同居歴は23年目に突入!
株式会社Lakke 金内浩之
一級建築士
宅地建物取引士
木造住宅診断士
住宅ローンアドバイザー
ファイナンシャルプランナー
相続診断士(一般社団法人 相続診断協会認定)
伝統再築士
将来同居するかもしれない未来のサザエさん・マスオさんへ
イ・ロ・ハ・二世帯 by Lakke
のべ400棟以上を設計、自身も20年以上同居するマスオ一級建築士が考える二世帯同居のヒントを掲載中