2025年07月01日(火)
食卓の笑い声が少しずつ落ち着いて、
食器の音だけが静かに響く。
リビングでは、おばあちゃんが編み物をしていて、
孫は宿題を広げ、母はコーヒーをいれている。
そんな何でもない時間に、ふと
「ああ、ひとりじゃないんだな」って思えたんです――
同居住宅の一番の醍醐味は、「一緒にごはんを食べられる」ことかもしれません。
でも、Lakkeが注目しているのは、そのあとの“静けさ”の時間です。
この“食卓のあと”に訪れる、なんとも言えない心地よい静けさこそが、
二世帯で暮らす楽しさの核心なのかもしれません。
Lakkeのお客様の声で、印象的だった言葉があります。
「うちの家族はにぎやかで、食卓ではいつも話が止まらないんです。
でも食事が終わって、ふと静かになったとき、
それが“気まずい沈黙”じゃなくて“安心の静けさ”だって思えて。
あの空気感が好きなんです。」
それは、きっとお互いを信頼しているからこそ成り立つ時間。
「会話しなくても、そばにいるだけでいい」という距離感は、
二世帯ならではの“暮らしの成熟”です。
Lakkeの設計では、静かに過ごす時間も心地よくなるように
次のような工夫を施しています:
これらはすべて、「一緒にいても干渉しすぎない関係」を育てるためのしかけです。
食卓を囲んだあと、
家族それぞれが別のことをしているけれど、
“なんとなくそこに誰かがいる”という空気が流れている。
この「絶妙な安心感」が、
を生み出してくれるのです。
にぎやかな食事のあとの静けさ。
それは、安心という名の静寂かもしれません。
二世帯で暮らすということは、
常に言葉を交わすことでも、いつも一緒にいることでもありません。
“話さなくても、空間を共有していることがうれしい”
そう思えるような距離と空気を、
私たちLakkeは設計と工夫の中で育てていきます。
次回(第8回)は「子どもが『おばあちゃんのごはん、うまい!』と言ったとき」をテーマに、
世代を越えてつながる“食卓の物語”をお届けします。お楽しみに。
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https://www.lakke.co.jp/works/
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建築士として、同居経験者として、Lakkeでは同居専門の家づくり相談を行っています。
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「マスオ建築士」同居歴は23年目に突入!
株式会社Lakke 金内浩之
一級建築士
宅地建物取引士
木造住宅診断士
住宅ローンアドバイザー
ファイナンシャルプランナー
相続診断士(一般社団法人 相続診断協会認定)
伝統再築士
将来同居するかもしれない未来のサザエさん・マスオさんへ
イ・ロ・ハ・二世帯 by Lakke
のべ400棟以上を設計、自身も20年以上同居するマスオ一級建築士が考える二世帯同居のヒントを掲載中