「楽」のある家々
練馬区北町 W様
家族の気配がやさしくつながる|介護を見据えた同居リノベーション|練馬区北町
心地よい距離があると、家は静かに整っていく。
暮らしに寄り添う二世帯・同居リノベーションの実例を集めました。
「介護と同居を、無理なく両立する住まい」
東京都練馬区北町にて、親世帯と娘夫婦世帯がともに暮らす
二世帯住宅のフルリノベーションが完成しました。
築40年を超える木造住宅。
これまで賃貸として使われていた実家を、これからの家族の拠点へ。
テーマは、
「介護と同居を、無理なく両立する住まい」 でした。

PROJECT DATA
・所在地:東京都練馬区
・建物種別:一戸建て
・築年数:50年以内(新耐震基準)
・延床面積:約98㎡
・間取り:4LDK
・施工内容:フルリノベーション
・施工期間:7か月未満
・二世帯タイプ:カンガルー型
・デザインテイスト:無垢・自然素材系
WHY|同居のきっかけ
・親の介護
・実家の有効活用
家で同居が必要となったお母様の介護をきっかけに、
娘夫婦世帯との同居が具体化しました。
しかしそこには、
「どう距離を取ればいいのか」
「介護と日常生活をどう両立させるのか」
という不安がありました。
BEFORE|練馬区で二世帯住宅をリノベーションする前の課題
・築古住宅による耐震性への不安
・断熱性能の不足
・動線が限定的で、介護に適さない間取り
・同居生活への不安
特に大きなテーマは、
“介護をどう住まいに組み込むか” でした。
介護のための家にするのではなく、
あくまで「暮らしの延長にある介護」を目指すこと。
それが今回の出発点です。


CONCEPT|介護を見据えた二世帯住宅リノベーションの設計コンセプト
母の介護がしやすく、
娘夫婦も寄り添い、家族が助け合える住まいへ
中心となるリビングダイニングを軸に、
・母の部屋
・父の部屋
を隣接配置。
家族の気配が自然に伝わる距離感をつくりながら、
それぞれのパーソナルスペースも確保しました。


AFTER|きらりポイント
1|家族が集う、中心のリビングダイニング
家の真ん中に配置したLDK。
ここを通してすべての空間が緩やかにつながります。
「誰かの気配がある安心感」が、
日常のベースになっています。


そんな声が聞こえそうです
2|介護を支える動線設計
母の部屋へすぐにアクセスできる配置。
段差をなくし、バリアフリーを徹底。
介護を“特別な行為”にしない設計です。



3|それぞれのパーソナルスペース
子世帯様の部屋、書斎スペース、サブリビング。
一人の時間もきちんと守れる空間を確保。
同居であっても、
個の尊重を大切にしました。





4|性能向上リノベーション
・耐震性UP
・断熱性UP
補助金制度を活用しながら、
安心して長く住み続けられる住まいへ。
活用補助金:
・窓リノベ補助金
・子育てグリーン住宅支援事業補助金
・東京都クールネット補助金




DETAIL|設計で特に重視したこと
・バリアフリー設計
・家族のコミュニケーション動線
・世帯間のプライバシー配慮
・自然素材による温かみのある空間づくり
・どこかに今までの家を感じられる部分を残す
“介護の家”ではなく、
“家族が暮らす家”として整えること。
それが設計の軸でした。




RESULT|暮らしの変化
家族が自然と集まれるリビング。
母の部屋とつながる安心感。
父が孤立しない距離設計。
同じ屋根の下で、
無理なく支え合える暮らしが始まります。
介護をきっかけに始まった同居ですが、
完成したのは「助け合いが循環する住まい」です。



MESSAGE
二世帯同居には、
距離感という繊細なテーマがあります。
近すぎず、遠すぎず。
今回のW様邸は、
“カンガルー型二世帯”として、
家族をやさしく包み込む同居の形を実現しました。
同居を前向きな選択にするための、
ひとつの答えです。
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