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板橋区 I様邸|戸建てフルリノベーション

ご両親が住まわれていた戸建て住宅を、
娘様ご夫婦がこれからの住まいとして受け継ぐことになったI様邸。
現在、お母様は施設に入居されていますが、
「将来、戻ってくる可能性もゼロではない」。

そんな背景のもと、
今の暮らしを大切にしながら、将来の可変性も目指して、
リノベーションの計画が始まりました。

コンセプト

今回の住まいづくりで大切にしたのは、

「今は夫婦二人で心地よく暮らし、将来の選択肢も残しておくこと」

同居や介護を前提にしすぎず、かといって将来を考えないわけでもない。
暮らしの変化に合わせて使い方を更新できる、柔軟な住まいをコンセプトとしています。

リノベ前の不安・不満

築年数の経った木造住宅だったため、住まいにはいくつかの課題がありました。

  • 天井が低く、空間に広がりを感じにくい
  • 収納はあるものの、使い勝手が悪く暗い印象
  • 断熱性に不安があり、冬の寒さが気になる
  • 今後の暮らし方を考えると、間取りが固定的に感じられた

「この家で、この先も安心して暮らせるのか」という点が、
いちばんの不安でした。

リノベ後の改善点

建て替えではなくフルリノベーションを選択し、
構造から見直すことで、住まいの可能性を広げています。

  • 天井を解体し、梁や屋根の構造を確認
  • 天井高さを活かしたロフトスペースを新設
  • 床面積以上のゆとりを感じられる空間構成に
  • 断熱・性能面も整え、快適性を向上

「今の暮らしにちょうどよく、将来にも対応できる」住まいへと生まれ変わりました。

ぐすん・きらりポイント

今回のリノベーションでは、
リノベ前に感じていた「ぐすんポイント」を一つずつ整理し、
空間の使い方で「きらりポイント」へと転換しています。

ぐすんポイント(リノベーション前の課題)

  • 天井が低く、閉塞感があった
  • 収納は多いが、使いづらく暗い
  • 空間が平面的で、暮らしに余白が少ない
  • 将来の暮らし方が想像しにくかった

きらりポイント(リノベーション後の魅力)

天井を一度解体し、梁や屋根の構造を確認した上でロフトを新設したことが、
この住まいの大きな特徴です。
図面だけでは判断せず、実際の構造を見極めながら、
無理のない高さと安全性を確保しました。

ロフトへ上がる階段は、収納を兼ねた造作階段とし、
空間を立体的に活用。
さらに、周辺には可動棚の収納を設け、
持ち物や暮らし方の変化に柔軟に対応できるようにしています。

完成後の見た目だけでなく、
「どうつくるか」「どこまでできるか」を構造から考えたことが、
暮らしやすさにつながっています。

まとめ

今は夫婦二人の住まいとして、のびやかに。
そして将来、暮らし方が変わったときにも、選択肢を残しておける住まい。

I様邸は、
今を大切にしながら、将来を固定しないリノベーションの一例です。

Lakkeでは、
家族構成や暮らし方の変化を前提に、
「どんな距離で、どう暮らしたいか」を
住まいから整えるお手伝いをしています。

この住まいの背景にある「家族との距離」の考え方は、
こちらの記事で整理しています。
▶︎ 2025年の施工事例から見えてきた、6つの「距離のかたち」
https://www.lakke.co.jp/blog/family-distance-archive/

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よろしければ、こんな事例もあります。
二世帯・同居住宅という考え方を、
様々な視点から整理しています。
▶︎ その他の二世帯・同居住宅の間取り事例・記事を見る
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