「楽」のある家々
杉並区 K邸
ひとり暮らし母との同居リノベーション
コンセプト
実家の二世帯同居リノベ。子世帯の旦那様が気がねなく暮らせるよう2階にもシャワールームを新設。共通の洗面スペースには収納多めで対応
リノベ前の不安・不満
長年ひとり暮らしを続けていたお母様と同居する決断は、
家族のつながりを大切にしたいという思いからでした。
しかし、築30年以上、しかも増築の歴史もある家には、耐震性や設備の古さに対する不安があり、「万が一のとき、この家で母を守れるだろうか」という心配がつきまとっていたそうです。また、2階に水まわりがなく、「一緒に暮らし始めても不便でギクシャクしてしまうかも」という懸念や、愛猫の脱走リスクにも配慮が必要で、「人も猫も、安心して暮らせる家にできるのか」という葛藤がありました。
「できれば快適な空間に整えたい。でも本当にうまくいくのかな…」と、
暮らし始める前から小さな不安が積み重なっていたといいます。

リノベ後の改善点
築30年以上、増築を繰り返してきた家が、
今では家族も猫も心地よく過ごせる“安心と柔軟さ”を備えた住まいに変わりました。
2階にはトイレ・洗面・シャワーユニットを新設。
これにより、母世代と子世帯の生活リズムが自然にすみ分けられる構造が整い、
同居による“気疲れ”を感じにくい工夫が施されました。
また、愛猫の脱走を防ぐための設計や、猫がストレスを感じない動線づくりなど、
“人と動物が共に快適に暮らす”ための設計配慮も随所に。
造作収納や洗面は、お客様の好みや動線に合わせて設計され、
「自分たちの暮らしにちょうどいい」空間が実現しました。
耐震補強や断熱性の向上など、“目に見えない安心”も丁寧に備え、
長く心地よく暮らすための土台づくりも万全に。
Lakkeの「家族の関係性からつくる設計」が、
住む人すべての気持ちに寄り添ったリノベーションとなりました。




初回打ち合わせ日から設計契約まで
「母と同居することに決めたけれど、今の家のままでは正直、不安が多くて…」
そんな率直なお気持ちから始まった今回のご相談。
築年数や増改築の履歴によって複雑になった間取り、耐震性の不安、
設備の古さ、そして家族の大切な一員である猫の暮らし——
Lakkeでは、そうしたひとつひとつの要素に丁寧に耳を傾け、
「人にも動物にもやさしい家」の実現を共に目指しました。
お母様の負担や、ご家族との同時利用によるストレスを減らすため、
2階への水まわり(トイレ・洗面・シャワー)の新設をご提案。
あわせて、猫が玄関から飛び出さないよう脱走防止の設計や、
家事を分担しやすい間取りへの調整など、
家族の暮らしに即した細やかな提案を重ねました。
造作洗面や収納などのディテールも、Lakkeから提案を行いながら
「自分たちらしい選択」を一緒に積み上げ、
「母も、私たちも、猫もみんな気持ちよく暮らせる家になった」
と感じていただけるような住まいづくりに。
打ち合わせを重ねる中で、お客様の表情や語り口がどんどん晴れやかになっていったことが、Lakkeにとって何よりの喜びでした。
ぐすん・きらりポイント
ぐすんポイント(リノベーション前の課題)
築30年以上の木造住宅で、増築の経緯もあり、耐震性や間取りに不安があった。
母親がひとりで暮らしており、将来的な同居を考えると、生活動線や設備の不足が懸念された。
2階に水回りがなく、同居後の生活に支障が出る可能性があった。
愛猫が玄関から逃げ出す恐れがあり、ペットの安全性にも配慮が必要だった。
きらりポイント(リノベーション後の魅力)
耐震補強を施し、安全性を向上させた住まいへと刷新。
2階にトイレ、洗面台、シャワーユニットを新設し、生活の利便性を向上。
家事を協力しやすい間取りに変更し、快適な同居生活を実現。
愛猫がストレスなく過ごせるよう、玄関からの脱走防止策を講じた設計。
造作の洗面や収納など、オリジナルな工事で住まいに個性を加えた。


