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2018年07月15日(日)

【新築事例】分離型の二世帯住宅を建てよう!その1

戸建て住宅の建て替え

 

リフォームではなく、建て替えを選択した事例

「必ずしもリフォームの方が良いとは限らないのですね。」

 

今回のメイキング編は、完全分離型の二世帯住宅で木造の新築戸建て住宅です。
実は、最初はフルリフォーム、リノベーションを希望するご相談でした。

色々とお施主さんとお話ししていく中で、
「それだったら、リフォームではなく、新築の方がリスクが少ないですよ!」
という事で、建て替えとなったお住まいです。

最初リフォームと考えていても、5年後、10年後、20年後と、
それぞれライフステージ・ライフスタイルが変わります。

家族構成も変わる中で、一番ベストな方法は何かを一緒に考えた結果、
今回は建て替えという結論になりました。
今回はそちらができるまでをご紹介します。

 

「さぁ、始めましょう!」

まず最初にすることは、今の建物を解体することです。
更地になったところで「地盤調査」を必ず行います。
家が建った後に、傾いてしまっては元も子もないですからね。
土地全体で5ヶ所ほどで、半日程度で終了します。

 

地盤調査

地盤調査屋さん「おーし! 任しといて〜」

が、早速のトラブル発生! のようです。
「で、出れないんですけど…」

なんとこの車輪付きの調査機械がぬかるみから脱出できなくなったようで…
前日の雨のトラブルに巻き込まれながらも、無事終了!
「地盤調査が無事完了ですっ!」

 

地鎮祭

続いて、その土地の土地神様に工事の無事安全と家内安全の祈願して「地鎮祭」を行います。
神主さんの登場です。

神主さん「かしこみ、かしこみ、ものもう〜す〜」

「えい! えい! えい!」と恒例の掛け声とともに、
工事が始まりました。

 

地盤改良工事

まずは、地盤改良工事です。
青いビニールがかかっている中には、セメントが入っています。
これを水とかき混ぜながら、地面に中に柱状のものを作っていきます。

地盤改良屋さん(通称:杭屋)「今回は、5.5mの深さですね。」

地面の下の硬い地層に届くように作っていきます。
「よっ! 縁の下の力持ち」
「はい! まずはいっちょあがり!」

 

基礎工事

続いて、基礎屋さんの登場です。
鉄筋を図面を見ながら確認し、組み立てていきます。
今日は、基礎の底盤部分をコテでならす日です。

基礎屋さん(別名:鳶「とび」)「今日は、天気も良いから順調、順調!」

こうして、建物の基礎となる部分ができました。

「このあとネコが来ないといいんだけどね…」
「?」

どうやらネコは、コンクリートの匂いが好きなようです。
「だから、コンクリートにネコの足跡がよくついてるんですね!」
まぁ、それはそれで可愛らしいと思いますけど…。


(※写真と本文は関係ありません)

 

棟上げ

次は、いよいよ棟上げです。
熟練の大工さんたちが登場します。

分離型の二世帯住宅を建てよう!その2に続く

 

執筆者

「マスオさん建築士」
株式会社Lakke 金内浩之

一級建築士
木造住宅診断士
住宅ローンアドバイザー
ファイナンシャルプランナー

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