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2022年04月25日(月)

【新築事例】明るい吹き抜けxバリアフリーの家

吹き抜けダイニングとバリアフリーの家コンセプト

  • ❶1階メインで暮らせるよう部屋をすっきりレイアウト

  • ダイニングの上を吹き抜けにして、外からの光と風が流れるよう設計

  • ❸2階の子供たちの笑い声が吹き抜けからリビングに伝わる

  • ❹オリジナル浴室をパーツで組み立てることで段差を3mmまで縮小

  • ❺らくらく移動できる横長キッチン


今回はマスオ建築士の金内浩之が、バリアフリーの戸建てを建てられたK様の事例を振り返ります。
自身や妻の親が75歳を迎え後期高齢者となった今、車いすや高齢の方が暮らしやすい家づくりの重要性を日々感じるようになりました。

ひと言でバリアフリーにすると言っても、段差を何mmまで少なくできるのか、車いすの方がドアや窓を低い場所からでもつかみやすいか、コンセントの位置を高くする必要があるかなど、家の中の生活場面ごとに解決策はさまざまです。Lakke(ラッケ)ではK様のバリアフリー新築プロジェクトを原点として、一つひとつのご家族にあったオンリーワンの暮らしやすさを探求し続けています。

 

 

バリアフリーx吹き抜けで光と風が流れる明るい家に

Lakkeのプロジェクトでは既にある建物の制約がある中で設計することが多いのですが、K様は新築戸建ての建設ご予定でしたので、まっさらなゼロの状態から間取り相談をスタートしました。

「子供がのびのび遊べる住まいにしたいんです」とKお父様。

打ち合わせでお話を進めていくにつれ、お子さんが家の中のどこで遊んでいても気配や笑い声が伝わるような、明るくて楽しい住まいにしたい!という前向きな想いが伝わってきました。

K様は車椅子で生活をされており、家の中の段差をできる限り少なくすることが最初のご要望でした。段差を最小限にしてバリアフリーにすることはもちろん、日々のご家族での生活が楽しく快適になるにはどうしたら良いのか、というテーマで設計を進めました。そして今回のコンセプトにある、吹き抜けで日当たりと風通しを確保したバリアフリーの明るい家という設計プランが決まりました。

 

 

浴室の段差を3mmまで縮める

実際に工事が始まって一番苦労したのは浴室でした。主要メーカーのバリアフリー用の扉は最小の段差が11mm。当時は車いすの方の暮らし方についてまだまだ知識が浅く、1cmちょっとの段差であれば許容範囲なのでは、と安易に考えてしまいました。

いざ、K様と一緒にショールームに行って実物を確認したところ、
「まあ使えないことはないんですけど、毎日この段差があると思うとめんどくさいなー」
という目からうろこのご感想でした。

そうなんです、段差は限りなく0mm=ない に等しい方が車いすで動きやすいですよね。あらためて、浴室の段差をもっと少なくしなくては!と決意し、Webサイトで様々な製品情報を片っ端から調べました。浴室の扉の段差を少なくする分、浴室の外に水があふれないようにも配慮しなければなりません。

 

・・・探して探して探して探して、とうとう見つけました!
水が浴室外にあふれない最小寸法のドアで、かつ段差が“3mm”の扉です。この扉、残念ながらユニットバスには対応していないタイプでした。ここでもLakkeの職人チームとアイデアを出し合い、バラバラのパーツを合わせて浴室に仕上げる在来浴室という工事方式で浴室を作りこみました。

完成後はおかげさまでK様の印象も上々で、ご要望にお応えできて心から良かったと感じました。

 

 

吹き抜けダイニングとらくらく動けるキッチン

完成後のK様お住まいでは、2階にいるお子さんの笑い声がダイニング上の吹き抜けから聞こえます。これなら家族が1階、2階のどこにいても安心して暮らせますね。

 

今回はバリアフリー住宅プロジェクトを振り返ってお届けました。引越し前からお子さんたちが家の中を走り回るような活気ある住まいづくりのお手伝いができ、とてもうれしく思っています。明るく開放感がある新築戸建ての写真をWorksページにも掲載していますので、ぜひご覧ください。

吹き抜けのあるダイニングとバリアフリーの家

 


執筆者

「マスオさん建築士」
株式会社Lakke 金内浩之

一級建築士
木造住宅診断士
住宅ローンアドバイザー
ファイナンシャルプランナー
相続診断士(一般社団法人 相続診断協会認定)

 


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