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2019年12月03日(火)

【お家の話】Case.2 空き家だった実家の同居リノベ例

空き家だった実家を同居住宅としてリノベーション

設計打ち合わせ過程の事例もご紹介します!

「お家の話」Case.2をアップしました。

Hさんとの設計打ち合わせ過程を再現!
今回は空き家となり荒れてしまった実家を、同居住宅としてリフォームするプロジェクトです。

まずは実家の整理から

そもそも工事を始める前に、実家の整理から始まりました。


空き家になっている場合に、ご家族の家具や生活道具などがそのままの状態で放置されているのが普通かと思います。
そこを片付けないことには工事が進められません…。
(いざ始めてみると、この片付けの作業をクリアすることが、全ての作業の中で一番大変な工程になる場合もあるのではないかと思っています。)

私も色々なお家の片付けを拝見してきましたが、単純に全てを捨ててしまえばいい訳ではないので、とても難しい作業かと思います。以前、断捨離の講座に通っていた時に、片付けのコツとして「いるもの」と「いらないもの」で分類すると、迷いが生じてとても時間が掛かってしまうと勉強しました。

「いるもの」「いらないもの」、そして「保留」

そこで、「いるもの」「いらないもの」とプラスして「保留」を追加すると、いくぶんスムーズに作業が進むようです。

処分するものに「ありがとう」と御礼を述べながらゴミ袋に入れる方法を聞いたことがあります。

「ありがとう」の効果

私自身の話ですが、クローゼットを片付ける際に会社員時代のスーツが何着かありました。まだ着れるものも多く、処分しがたい気持ちでした。なぜならこれらを処分すると、過去の自分が否定されるような気がしてたのですが、この「ありがとう」作戦を実行したところ、その抵抗感や郷愁感が薄れていき、だいぶ処分することができました。

そのほか、書籍類の断捨離についても以下のマスオブログを参照ください。
【二世帯日記】断捨離のススメ

しかしながら、それでも難しい場合にはプロに依頼するという方法もあるようです。お家がキレイになって、また活気が戻ってくることの方が意義あることかと思います。
引越し前に整理収納のプロを呼ぶべき6つの理由

 
ということで、ここからは新しい生活に向けて、楽しい打ち合わせ時間の始まりです。
大人5人という大家族であるHさんのご実家への想いと、将来起こりうるご家族との関係性などを長期的なスパンで考えました。
 
その上で、間取り変更などについてリフォーム計画を進めました。さて、どのようなアイデアでこのような住まいになったのでしょうか。
具体的な間取り図も掲載中です。
 
 

執筆者

「マスオさん建築士」
株式会社Lakke 金内浩之

一級建築士
木造住宅診断士
住宅ローンアドバイザー
ファイナンシャルプランナー

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