2025/06/12
【第1回】「ただいま」に返ってくる「おかえり」がある安心 ― 二世帯で暮らす10の“きらりと光る瞬間”より
INDEX
「ただいま」に返ってくる「おかえり」がある安心
― 二世帯で暮らす10の“きらりと光る瞬間”より ―
「ただいまー」
「おかえり、今日は早かったね」
玄関で交わす、たったこれだけのやりとり。
でも、心の奥がふっとゆるむのを感じた――そんな瞬間がありました。
🏡 ひとりで帰る家は、静かで、便利だけど
私たちLakkeが「同居専門店」として家づくりをしている中で、
二世帯住宅に暮らすご家族から、こんな言葉をいただきました。
「最初は“気を遣いそうだな”と思っていたけれど、
実際に住み始めたら、親が家にいるというだけで、
気持ちがこんなに落ち着くんだと驚きました。」
お子さんが先に帰宅しても、おばあちゃんがいてくれる。
仕事から帰ってきたら、キッチンから「おかえり〜」の声。
そんな“誰かが家にいる”という感覚が、
想像以上に暮らしの安心感につながっているのです。
👂 暮らしの音が聞こえる。それだけで、なんだかうれしい。
あるご家族の例では、親世帯のリビングと子世帯のLDKは階を分けて分離されています。
でも、玄関は共有。
「朝出るときに“いってらっしゃい”って声をかけてくれるだけで、ちょっとほっとするんです」
と、奥様がお話してくれました。
完全に分かれていたら生まれなかったかもしれない、
その一声。その気配。その温度。
Lakkeでは、“距離感のデザイン”をとても大事にしています。
プライバシーを守りながらも、つながりの気配がふっと感じられる場所をつくること。
それが、同居を「楽しい」と感じてもらえる工夫だと思っています。
💬 子どもの「ただいま」と、親の「おかえり」が交差する家
あるとき、お孫さんが学校から帰ってきて、真っ先に
「おばあちゃーん、今日、逆上がりできたよ!」
と話していたそうです。
お母さんが帰る前に、“うれしい報告の第一声”が祖母へ向かっていた。
これって、すごく素敵なことだと思いませんか?
親だけではなく、祖父母ともつながっている日常。
言葉がすぐ届く距離に、家族がいる。
それは子どもにとっても、きっと心の“根っこ”になります。
🔑 誰かが家にいる安心感は、生活のリズムを整えてくれる
共働き家庭や、在宅ワークが増えている今だからこそ、
「家のどこかに誰かがいる」ことの意味は大きくなっています。
- 仕事の合間に、階下の親とひとこと交わせる
- 外出中、宅配便や子どもの帰宅を気にしなくていい
- 忙しい日でも、だれかが家を“守っていてくれる”感じがある
こうした見えない安心感が、日々の小さなストレスをやわらげてくれるのです。
📝 同居を“我慢”ではなく“安心と楽しさ”に変える家づくり
Lakkeは、単に親と子が一緒に住める家をつくっているわけではありません。
私たちが目指すのは、「同居にしてよかった」と心から思える空間づくりです。
「ただいま」と言いたくなる家。
「おかえり」と返ってくる家。
この何気ないやりとりが、家族の関係をあたため、
暮らしを豊かにしていくことを、私たちは何度も見てきました。
💡 まとめ|きらりと光る“ただいま”の瞬間を、設計から育てる
二世帯住宅での「ただいま/おかえり」は、
単なるあいさつではありません。
家族という関係を、毎日そっと確認しあう、小さな奇跡です。
Lakkeは、そんな“きらりと光る瞬間”を、
設計・動線・距離感というかたちで丁寧に設計していきます。
あなたの家にも、そんな声が響く未来を――。
▶ 二世帯リノベの実例をもっと見る
https://www.lakke.co.jp/works/
次回(第2回)は「気軽に『先に寝るね』と言える夜」をテーマにお届けします
